ルーク・ドナルドとジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック

ルーク・ドナルドとジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック

バンカーで目玉になってしまうと厄介ですよね。非常にトリッキーな状況であると言えます。

オーソドックスな目玉からの脱出方法とは、クラブフェースを思いっきり被せ、リストコックを使い上から鋭角にクラブを入れ、ボールを砂と共に掻き出すように打ち込んでいく方法です。
目玉でもボールがほとんど見えないような状況では、この打ち方を選択することになります。

しかしながら、このショットではバンカーから脱出できても、ピンに寄せることはなかなかできません。目玉でもボールが半分程度見えている場合には、別の打ち方を選択することで寄せるチャンスが出てきます。

トッププロ2人による、目玉からの脱出テクニックを紹介します。

■ルーク・ドナルドによる、目玉からの脱出テクニック
ルーク・ドナルドは、ガニ股のアドレスで重心を低く安定させた上で、通常よりもハンドダウンに構えることで、クラブのトウ側を持ち上げるようにアドレスを取ります。
打ち方はリストコックを使い、クラブのヒール側から打ち込んでいくことで脱出させています。フィニッシュは打ち込んだ所で終了です。

■ジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック
ジャスティン・ローズもルーク・ドナルドとほぼ同様の打ち方です。左足に80%体重をかけ、クラブフェースを開いて構え、リストコックを使い、クラブのヒール側から鋭角に打ち込んでいくことで目玉から脱出させています。ルーク・ドナルドと同様、フィニッシュは打ち込んだ所で終了です。

ルーク・ドナルドやジャスティン・ローズの打ち方であれば、目玉の状況からでもクラブフェースの開閉とボール位置を調整することで、ある程度距離をコントロールする余地が生まれますね。
参考になれば幸いです。

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