ドラコン世界王者、445ヤード飛ばすジェイミー・サドルフスキー(Jamie Sadlowski)の飛ばしの秘訣を分析

ドラコン世界王者、445ヤード飛ばすジェイミー・サドルフスキー(Jamie Sadlowski)の飛ばしの秘訣を分析

2008-2009年のドラコン世界チャンピオンになったジェイミー・サドルフスキーのショット。H/S70とも言われ、ドライビングディスタンス445ヤードの記録を保持する飛ばし屋です。

ドライバーは右打ちですが、彼は元々レフティー。アイスホッケーの選手でもあり、アイスホッケーのプレーは左打ちです。

ジェイミー・サドルフスキーは「捻転量」を限りなく多くし、またリストコックを最大限使い、極限まで「タメ」て、クラブヘッドの運動量を多くしています。
通常、コッキングが大きすぎて「タマリ」過ぎてしまうと、インパクトでクラブフェースをスクウェアに戻してくることが難しくなります。

しかし、ジェイミー・サドルフスキーはフェース面を確保するために左ひじを「引く」のではなく、「曲げて」おくことで、クラブフェースをコントロールしています。

左ひじを「引く」スイングの場合、スイング軌道はプレーンの左側、インサイド方向に外れてしまいます。
ですが、左ひじを「曲げる」スイングの場合、意識はフェース面とプレーンの確保にあり、スイング軌道はオンプレーン上に乗ってきます。
ただ、このスイングには高い技術が必要で、背筋・体幹が相当に強くないと真似することは難しいでしょう。日本の選手では、藤本佳則選手が、海外の選手ではリー・ウェストウッド選手などが同じ左ひじの使い方をしますね。

参考:リー・ウェストウッドのドライバーショット 正面

参考:藤本佳則のドライバーショット 正面

おまけ
ジェイミー・サドルフスキーのショットがゴルフシミュレーターのスクリーンを貫通。

Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

「中井学の5分でわかるドライバー講座」全10回総まとめ

「中井学の5分でわかるドライバー講座」全10回総まとめ
(動画の数が多く、ご利用の環境によっては読み込みに時間がかかる場合があります。)

Golf Digest TVで特集されていた中井学プロの「中井学の5分でわかるドライバー講座!」をまとめてみました。
板倉由姫乃嬢との掛け合いも絶妙です(笑)

右プッシュに悩んでいる方は第3回、リストターンのタイミングの早遅で曲がっている方は第4回、6回がオススメです。

第1回 スライス矯正編「1Wは転がして!?飛ばせ」

第2回 スライス矯正編「横振りなら曲がらない!」

第3回 スライス矯正編「曲げて打てば曲がらない!」

第4回 『自然なフェイスターンで真っすぐ強い球!』

第5回から第10回は↓から。
続きを読む

Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加