世界ランキング最高3位、ポール・ケーシー(Paul Casey)の美しいスイング。

世界ランキング最高3位(2009年)、欧州ツアー11勝(2012年末現在)を誇る、イングランドの有名選手、ポール・ケーシー(Paul Casey)のドライバー・ウッド・アイアンショット 後方スロー。

身長178cmと小柄ながら、飛距離と正確性、安定感と3拍子揃った好プレイヤー。2004年のワールドカップでは、イングランド代表としてルーク・ドナルドとのコンビで優勝した経験も持つ。
2013年2月現在の近況では、やや成績が振るわないものの、非常に美しいスイングの持ち主。

ポール・ケーシーのドライバーショット 後方スロー

ダウンスイング、ハーフウェーダウン時にシャフトと右前腕が重なる映像となるが、オンプレーンに乗せている証拠。

ポール・ケーシーのウッドショット 後方スロー

ポール・ケーシーのアイアンショット 後方スロー

ポール・ケーシーのドライバーショット解説

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ドラコン世界王者、445ヤード飛ばすジェイミー・サドルフスキー(Jamie Sadlowski)の飛ばしの秘訣を分析

ドラコン世界王者、445ヤード飛ばすジェイミー・サドルフスキー(Jamie Sadlowski)の飛ばしの秘訣を分析

2008-2009年のドラコン世界チャンピオンになったジェイミー・サドルフスキーのショット。H/S70とも言われ、ドライビングディスタンス445ヤードの記録を保持する飛ばし屋です。

ドライバーは右打ちですが、彼は元々レフティー。アイスホッケーの選手でもあり、アイスホッケーのプレーは左打ちです。

ジェイミー・サドルフスキーは「捻転量」を限りなく多くし、またリストコックを最大限使い、極限まで「タメ」て、クラブヘッドの運動量を多くしています。
通常、コッキングが大きすぎて「タマリ」過ぎてしまうと、インパクトでクラブフェースをスクウェアに戻してくることが難しくなります。

しかし、ジェイミー・サドルフスキーはフェース面を確保するために左ひじを「引く」のではなく、「曲げて」おくことで、クラブフェースをコントロールしています。

左ひじを「引く」スイングの場合、スイング軌道はプレーンの左側、インサイド方向に外れてしまいます。
ですが、左ひじを「曲げる」スイングの場合、意識はフェース面とプレーンの確保にあり、スイング軌道はオンプレーン上に乗ってきます。
ただ、このスイングには高い技術が必要で、背筋・体幹が相当に強くないと真似することは難しいでしょう。日本の選手では、藤本佳則選手が、海外の選手ではリー・ウェストウッド選手などが同じ左ひじの使い方をしますね。

参考:リー・ウェストウッドのドライバーショット 正面

参考:藤本佳則のドライバーショット 正面

おまけ
ジェイミー・サドルフスキーのショットがゴルフシミュレーターのスクリーンを貫通。

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