ロジャー・クリーブランド(Roger Cleveland)によるウェッジショットレッスン

ロジャー・クリーブランド(Roger Cleveland)によるウェッジショットレッスン

現在の「ウェッジ」の原型とも言える、クリーブランドTA588ウェッジを設計した、クラブ設計家ロジャークリーブランド。

そのロジャー・クリーブランドと、キャロウェイのフィッティングディレクター、ランディ・ピターソン(Randy Peterson)によるウェッジレッスン(WEDGEDUCATION)です。ロジャー・クリーブランドは、最近、キャロウェイのマックダディ2(MACK DADDY 2)ウェッジのデザインを行っており、その販売促進用に製作されたビデオです。

第1回 ピッチショット
短い距離と長い距離の打ち分け方について説明。

第2回 ラフからのショット
ちょっと日本語訳が変です。

第3回 バンカーショットの打ち方
通常のバンカーショットと目玉からの脱出。

第4回 ロブショットの打ち方

第5回 低いスピンアプローチの打ち方

マックダディ2(MACK DADDY 2)ウェッジは、あのミケルソンが使っていますが、ミケルソンによるスーパーショットはこちらの関連記事からどうぞ。
(関連記事:フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)のウェッジによるスーパーショット2選

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30ヤードのチップショットで左右のばらつきを抑えるコツ

30ヤードのチップショットで左右のばらつきを抑えるコツ

寄せワンを狙いたい残り30ヤードも、左右に球がばらつけば難しい

残り30ヤードからのアプローチでは、よほど厳しい状況で無い限りは、寄せワンを狙っていきたい距離ですよね。こんな状況でも、アプローチの方向性が良くなければ、ワンパットで狙える距離に寄せることが難しくなります。
今日はそんな30ヤード程度からの寄せで左右のばらつきを抑えるコツを紹介します。

ボールがばらつく原因は大きく2つ

短い距離のチップショットでボールが左右にばらついてしまう原因は、大きく2つです。

1つ目は、バックスイングのミスです。
これは、インサイドに引きすぎていたり、アウトサイドに上がっていたりするミスですが、まずはバックスイングが正しく上がっているかチェックしてみてください。正しいテークバックの上げ方については、こちらの関連記事もご覧ください。
(関連記事:テークバックを劇的に改善するシンプルなドリル

2つ目はフェースターンのタイミングが一定しないことによるミスです。
フェースが閉じて当たれば左に、フェースが開いて当たれば右に飛び出します。テークバックは正しく上がっているのにボールが左右にばらつく人は、こちらを疑ってみましょう。

フェースターンを抑えたアプローチをマスターする

アプローチには大きく分けて、フェースターンを抑えて行う方法と、フェースターンをしっかり行う方法の2つがありますが、どちらの場合でも、全くフェースターンを行わないということはありません。まずは、フェースターンを抑えて行う方法をマスターすることで、球の左右のぶれを抑えることができます。

簡単な対策は、バックスイングでできた左手首(右手首)の角度をキープしたままスイングを行う方法です。30ヤードのアプローチでは、ほとんどコッキングを行わなくても届く距離ですが、バックスイングでは右手首、左手首の両方とも親指の付け根方向に軽く曲がります。ここでできた手首の角度をキープしたまま、体を回すことでボールにコンタクトさせるアプローチを行うことで、フェースターンを抑えることができます。

この場合、利き手側は器用なので特に注意が必要です。管理人は右利きですが、右手側はあらゆるショットで意識を殺したいと考えています。特に方向性は「左手」で作りたいので、このようなアプローチでは、左手首の角度を意識するようにしています。ただ、右手首の角度の方がキープしやすい人は右手首でも構わないでしょう。

フェースターンを抑えた打ち方を行うと、通常はほんの少しだけ右に出やすくなります。この場合はアドレスで少し左を向いたり、ボール位置を調整することなどを試します。少なくとも出玉の方向は一定になりやすくなりますので、微調整しながらご自身の「真っ直ぐ」を見つけてみてください。

参考になれば幸いです。

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