ビル・ハース(Bill Haas)の美しいスイングから学ぶドライバーショットのポイント。

ビル・ハース(Bill Haas)の美しいスイングから学ぶドライバーショットのポイント。

米国で5勝(2013年6月時点)を挙げているビル・ハース(Bill Haas)のドライバーショット。

ビル・ハースは父親もPGAツアーで活躍したサラブレッド。幼いころから父親の指導を受けていたのでしょうか。とても美しいスイングです。
ビル・ハースのドライバーショット 後方スロー

トップでは手の甲から肩までが一直線に

美しいトップポジション。トップポジションで手の甲から腕、肩が一直線になる理想的な形。
腕と体が緩まず、クラブヘッドと体がしっかりと引っ張り合っていることが感じられる。
0:41~

切り替えしから、腕は真下に落下させたい

グリップエンドに注目。切り替えしで、腕が真下に落ちているのが分かる。クラブを振りにいくとグリップエンドが前方に流れる映像となるが、ハースのスイングは理想的。
0:42~

クラブの自然落下については、こちらの関連記事もご覧ください(関連記事:切り返し直後、腕を使い力でクラブを下ろさないためのヒント。

オンプレーンの確認は右腕とクラブシャフトの重なりで判断

クラブが自然落下しているため、ダウンスイングで右腕とクラブシャフトが完全にシンクロする。オンプレーンに乗り、インサイドからクラブが振れてくるとこのような映像となる。
0:49~

クラブフェースを閉じ、ボールを捕まえる動き

クラブシャフトが腰の高さまで降りてきたときに、打ち出し方向と一直線になる。左腕から左手小指側にかけて内転させるローテーションを行っているためクラブフェースが閉じる。ボールを捕まえるためにはこの形が必要。

このポジションからの美しい両腕のローテーションに注目。クラブヘッドの運動量 > 両腕の運動量 > 体の運動量になる。
体は、回転軸とスイングバランスを確保するために必要な動きだけをしていることが分かる。
0:50~

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50ヤード以内、注意しているのに池ポチャしないためのヒント

50ヤード以内、注意しているのに池ポチャしないためのヒント

50ヤード以内でのハザード越えは高いボールで攻めたくなる

今後、スイング動画を紹介する合間を見て、状況別のテクニックを紹介して行きたいと思います。今回は、50ヤード以下、ハザード越えのピッチショットを打ちこなすヒントです。
残り50ヤード以内で池やバンカーを超えた先にグリーンがあると、どうしても高いボールを打ちたくなってしまいますよね。このような状況で注意しているのに池に入れてしまったこと、ゴルフをする方であれば誰でも経験があるのではないでしょうか。

スイングでは視線の高さが大切

ゴルフスイングでは視線の高さがとても大切で、高いボールを打ちたい意識が強くなると、無意識にアドレスの段階から視線が高いところに行きやすくなります。
目の前にハザードがある場合には余計にこの傾向が強くなります。視線が高い位置に上がってしまうことで、自然と右肩が下がったセットアップとなっていないか注意してみてください。
右肩が下がったアドレスでは、ダフリを誘発し易くなってしまい、池に吸い込まれるようにボールが落ちていってしまいます。

ボールはロフトが上げてくれます

ボールはクラブのロフトが上げてくれるので、視線はできるだけ低く。が大原則です。
特に池越え50ヤード以内のピッチショットの場合にはボールの落とし所だけに集中して、普通にスイングすることがポイントです。

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