タイガー・ウッズのフルショットから見る、トップオブスイングの真実

タイガー・ウッズのフルショットから見る、トップオブスイングの真実

タイガー・ウッズの迫力あるフルショット

今回紹介するのは、タイガー・ウッズがアイアンでフルショットした場合の映像です。
通常のショットとフルショットした場合との比較ですが、フルショットは迫力ありますね。通常時はパワーをかなりセーブして、コントロールを重視しているかが分かります。

フルショットでも、トップオブスイングの大きさは変わらない

タイガーのショットで、通常のショットとフルショットの場合とでは、スイングのテンポとフォローの大きさは異なりますが、トップの位置がほとんど変わらない点に注目できます。
飛ばそうとしてバックスイングを大きくする人がいますが、これはあまりよい方法とは言えません。バックスイングを大きくしても飛距離にはほとんど影響が無いだけはでなく、インパクトの再現性と精度が下がります。トップオブスイングは、できるだけコンパクトに収める方が好ましいです。これは、アイアンだけでなくドライバーなどの長いクラブにも共通して言えることですが、特にアイアンやウェッジなどが上手なプレイヤーは、例外なくコンパクトなトップになっています。

もし、あなたがアジア人男性で一般的な体型の持ち主でしたら、管理人のオススメは、関連記事にあるチェ・キョンジュ選手のアイアンショットです。フォローを大きく取り距離を出していますが、トップオブスイングは肩の高さ程度で、グリップエンドはまだ地面を指しているイメージです。宜しければご覧ください。(関連記事:チェ・キョンジュ(崔京周/K.J. Choi)のドライバー、アイアン各種ショット

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タイガー・ウッズの3Iショット。267ヤード池超えのスーパーショット

タイガー・ウッズの3Iショット。267ヤード池超えのスーパーショット

タイガー・ウッズが、2012年のアーノルド・パーマーインビテーショナル最終日に見せたスーパーショット。残り267ヤード。前方には大きな池、グリーン後方と右サイドにはバンカーが控えていて、安全にいくなら右から迂回させたいシーン。まさに解説者が口にした「very very dangerous shot」という状況です。タイガーは3Iを振りぬき、見事な池超えで攻めきります。

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