タイガー・ウッズのコーチ、ショーン・フォーリー(Sean Foley)による、バンカーショットレッスン

タイガー・ウッズのコーチ、ショーン・フォーリー(Sean Foley)による、バンカーショットレッスン

タイガー・ウッズのコーチ、ショーン・フォーリー

タイガー・ウッズの復活の影には、ショーン・フォーリー(Sean Foley)のコーチングとスイング理論がありました。ショーン・フォーリーとその理論については関連記事をご覧ください。(関連記事:タイガー・ウッズを復活させた名コーチ、ショーン・フォーリー(Sean Foley)による、スイング軸の考え方。

ショーン・フォーリーが考えるバンカーショットの考え方

基本的にバンカーショットは、故意にダフらせることで砂を打ち、砂の爆発力でボールを打ち出すショットです。このため、ボール位置よりも手前にクラブを入れていくことが求められるショットです。

バンカーショットの鍵は、毎回同じ場所にクラブを落としていくことだとショーン・フォーリは言います。フォーリーは、ベルトと胸骨の中心が真っ直ぐのライン(中心線)になっているか確認し、中心線よりも左側に加重、その加重位置をスイング中に変えずにショットを行うことを推奨しています。

多くのアマチュアはボールをすくい上げようとするために、セットアップよりも手前にクラブが入りすぎてしまうことも加重位置を変えずにおくことの理由だとフォーリーは言います。セットアップでは左足側に多く加重し、ベルトとお腹の中心線を前方に移動させます。基本的には砂をヒットしたい場所の上に右胸の位置をキープしながらスイングを行うことで同じ位置にクラブを落としていくことが可能となります。

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宮里藍のレンジ練習、各種ショット&ショートゲーム特集。

宮里藍のレンジ練習、各種ショット&ショートゲーム特集。

米国ツアーで活躍する藍ちゃんのレンジ練習、各種ショット、ショートゲームの特集です。

宮里藍のレンジ練習風景。ドライバー後方。
ドライバーショットの練習ですが、最初はゆったりとしたスイングから、徐々に早いスイングへ移行しています。

こちらも宮里藍のウォームアップ風景。アイアンショット&ドライバーショット正面。

宮里藍のウッドショット 後方スロー。

宮里藍のバンカーからのリカバリーショット。
距離のあるバンカーショットですが、フォローを低めに取りランを稼ぐ上手いリカバリーを見せます。

宮里藍、ラフからバンカー越えのピッチショット。直接カップイン。

宮里藍のラフからのチップショット。直接カップイン。

藍ちゃんは米国ツアーの中でも屈指の低パッティングアベレージ(2010年~2012年の3年でランキング4位前後)を誇っていますが、フェアウェイキープ率は10位前後、パーオン率がやや悪く40~60位です。藍ちゃんというとショートゲームの上手さが際立つ印象ですが、数字もそれを示していますね。

参考までに、宮里藍のフェアウェイキープ率は、2010年18位(73%)、2011年12位(79%)、2012年9位(79%)。パーオン率は2010年69位(65%)、2011年60位(66%)、2012年41位(68%)パッティングアベレージ2010年3位(28.67)、2011年4位(27.17)、2012年4位(28.68)となっています。

おまけ:宮里藍の英語でのインタビュー風景。
2006年から米国ツアーに参戦している藍ちゃんですが、英語でのインタビューもお手の物ですね。

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