ショットが曲がり始めた時の処方箋

ショットが曲がり始めた時の処方箋

スイングは少しずつ狂ってきます

自分では同じスイングをしているつもりでも、少しずつスイングは狂ってくるものです。ショットが曲がり始めた時に注意したいのが、曲がりの根本的な原因と別の部分に気を取られてしまい、スイング自体を崩してしまうことです。

ショットが曲がり始めたら、小さなスイングで基本に立ち返りましょう

こんな時には、基礎に立ち返るのが最も有効な処方箋です。スイングは小さいスイングから大きなスイングを作っていくことが基本です。ですので、ボールが曲がり始めた時には20~30ヤードのショットを繰り返し練習します。(コースでは、小さいショットの素振りを繰り返します。)手元が離れて体との同調性が失われていないか、体は早く開きすぎていないか、前傾が保たれているか、腰が止まっていないかなどチェックポイントは人それぞれですが、小さいスイングを繰り返すことでチェックしていきます。また、小さいスイングを繰り返していくうちに、スイングのバランスやリズム感覚も取り戻せてきます。

大きなショットが曲がってきた場合に、特にゴルフキャリアの長い方は逆球を打つことで曲がりを修正しに行きがちです。これはコースでの急場しのぎではある程度有効ですが、余計にスイングのバランスを崩す弊害もあります。曲がりは大きなショットで直すのではなく、小さなショットに立ち返えって修正できることを覚えておくと、スランプから抜け出すのも早くなりますので是非お試しください。

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