アイアンショットの打ち方レッスン

アイアンショットの打ち方レッスン。

アイアンショットでは、距離と方向のコントロールが大切

アイアンショットは、飛ばすショットではなく、正確性、すなわち距離と方向を合わせるショットです。従い、アイアンショットでは、正確性を重視した体の動きをすることが基本となります。
アイアンショットでの代表的なミスはダフリとトップですが、ダフリ、トップ共に体の上下動を抑え、すくい上げるのではなくダウンブローに打つことを理解することで、ミスの確率を低減できます。(関連記事:アイアンショットでハンドファーストにボールをインパクトする重要性

この動画では、アイアンショットの方向性を良くし、ダウンブローに打つためのヒントについて紹介されています。

アイアンショットは、フルショットできない状況が多い

アイアンショットで距離感や方向性を意識していくと分かることがあります。それは、実際のコースではフルショットできない状況というのが、思いのほか多いということです。アイアンショットでボールを狙ったところに運んでいくためには、縦方向と横方向の両方をコントロールしていくことが求められます。横方向へのブレをなくしていくためには、方向性を合わせるライン出しショットという打ち方が多用されます。(関連記事:絶対曲げない方向性を手に入れる。トッププロによるライン出しショット特集。

また、縦方向のコントロールは、最終的にはピッチショットなどのショートゲームに繋がっていきます。(関連記事:40ヤードから100ヤードの中途半端な距離を自由自在にコントロールする5つのポイント

アイアンショットでは縦方向、すなわち距離感のコントロールを優先する

アイアンショットで縦方向の距離感と、横方向の方向性のどちらを優先すべきかということになると、これは縦方向の距離感を合わせることが大切です。ゴルフでは横方向への曲がりというのは見た目で分かり易いため多くのプレイヤーが気にします。特にゴルフを始めたばかりのプレイヤーは、真っ直ぐ打てたということに満足して、縦方向の距離感について無頓着な傾向があります。しかし、アイアンショットはグリーンを直接狙うことが多くなるショットです。グリーンというのは多くの場合円形をしています。グリーンの左右に20ヤード曲がると随分曲がったという意識となりますが、グリーン20ヤード手前に落ちたり、グリーン奥に20ヤード外し斜面にボールが届いてしまってもズレは変わりません。特にグリーン奥はOBとなっていたり、極端な斜面となっているケースが多いので大トラブルに繋がる可能性が高くなります。

まずは縦方向の距離感を合わせて行き、その上で横方向の方向感覚を磨いて行く事で、アイアンショットの上達が早くなるはずです。

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