フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)のウェッジによるスーパーショット2選

フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)のウェッジによるスーパーショット2選

今回は、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)のウェッジによるスーパーショット2選です。

2013年7月 スコットランドオープン 最終日プレーオフでのワンシーン

2013年7月に行われたスコットランドオープン最終日、プレーオフでのワンシーン。
このショットが決め手となり、ミケルソンは楽々バーディーを奪います。ブランデン・グレースとのプレーオフを制し優勝を飾りました。

このショットでミケルソンが使用しているウェッジは↓のキャロウェイ「MACK DADDY 2」というモデルです。
このウェッジは、旧溝時代のモデルをミケルソンが試打したところ、スピン性能がかなり高く「MACK DADDY!(凄い!)」と叫んだことが名前の由来だそうです。

2013年3月 キャデラックチャンピョンシップでのワンシーン

ピンまで残り47ヤード、カート道からの直接リカバリー。
ボールと地面の間に空間が全くなく、完璧にクラブを入れないとトップもダフリも両方出そうな難しいショットです。
しかし、そこは百戦錬磨のミケルソン、難なく打ちこなしバーディを奪います。

別の角度からインパクトの瞬間のスロー映像。ボールのほんの少し手前からバンスを当て、バンスを滑らせながらボールの下にクラブを潜り込ませインパクトしているのが分かります。
なんといっても下がアスファルト。バンスが跳ねそうなので押さえつけたくなるところですが、さすがです。

おまけ
フィル・ミケルソンのロブショットテクニック。
あの「クリーブランド」を作ったクラブ設計家、ロジャー・クリーブランド(Roger Cleveland)との共演です。

フィル・ミケルソンのショートゲームテクニックはこちらもご覧ください。(関連記事:フィル・ミケルソンが解説。チップショットの究極テクニック特集。

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82年ぶり19歳でPGAツアーを制した、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)の各種ショット

82年ぶり19歳でPGAツアーを制した、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)の各種ショット。

2013年のジョンディアクラシック(John Deere Classic)で、19歳の新鋭、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)が優勝しました。

プレーオフ5ホールに及ぶ激闘でしたが、19歳でのPGAツアー初優勝は、1931年のラルフ・ガルダール(Ralph Guldahl)以来82年ぶり(2013年7月時点)の快挙です。
あの、フィル・ミケルソン、タイガー・ウッズ、ロリー・マキロイでさえもPGAツアー初優勝は20歳で達成しています。今後の活躍が楽しみな若手がまた一人出てきましたね。

ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)がプレーオフ進出を決めた、ジョンディアクラシック18番でのチップインバーディ

ジョーダン・スピースは、ジョンディアクラシックの18番の最終ホールで約15ヤードのバンカーショットを直接カップに放り込み、プレーオフへと進出しました。

ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)のドライバーショット 正面・後方

腰を切る意識が強すぎるのか、切り替しから特に下半身の動きがやや大きい。インパクト以降左足カカトを軸に回転しているが、左足が大きく捲れてしまっている。左足はもう少し踏ん張りたいところ。

おまけ:1931年に19歳でPGAツアーを制したラルフ・ガルダール(Ralph Guldahl)のドライバーショット、パッティング

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