マキロイ、ウッズ、ダフナーによる世界最高のパッティングストローク3選。

マキロイ、ウッズ、ダフナーによる世界最高のパッティングストローク3選。

パッティングにおいては、全てのトッププロに共通しますが、下半身が微動だにしないストロークを身につけています。アマチュアで相当な実力を持つ方でも、コースに出るとインパクト以降にボールの行き先が気になってしまい、前傾が起こされ腰が開いてしまうストロークをしている人は多いものです。下半身の安定は、パッティングの精度を上げるために必須の条件と言って良いでしょう。

ドライバーのロングドライブも1打、30センチのパッティングも1打、正にパット・イズ・マネーです。ことパッティングに関しては年齢、性別、体格などほとんど関係ありませんので、世界レベルのストロークを真似て練習されてみてはいかがでしょうか。

ロリー・マキロイのパッティング 正面スロー

やや内股にアドレスし下半身を安定させ、両肩の真下でグリップ。
ボール位置は左目の下です。オーソドックスなスタイル。

ジェイソン・ダフナーのパッティング 正面スロー

こちらもオーソドックスなアドレス。
インパクト以降の目線、ボールの追い方が参考になります。
インパクト以降ボールを追う場合、ジェイソン・ダフナーのように左目を使い、首を左に回転させながら下から上に見ていく動きで追いかけたいです。(右打ちの場合。)

タイガー・ウッズのパッティング 正面スロー。

タイガーも同じアドレスです。ティー2本でボールを上下に挟みヘッドが同じ位置で帰ってくるように練習しています。また、右手だけの片手打ちやクロスハンドも練習していますね。

タイガー・ウッズの右手打ちパッティングドリルについては、こちらの記事も参考にしてみてください。パッティングの「考え方」と、10秒で距離感をつかむ秘儀。

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ルーク・ドナルドとジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック

ルーク・ドナルドとジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック

バンカーで目玉になってしまうと厄介ですよね。非常にトリッキーな状況であると言えます。

オーソドックスな目玉からの脱出方法とは、クラブフェースを思いっきり被せ、リストコックを使い上から鋭角にクラブを入れ、ボールを砂と共に掻き出すように打ち込んでいく方法です。
目玉でもボールがほとんど見えないような状況では、この打ち方を選択することになります。

しかしながら、このショットではバンカーから脱出できても、ピンに寄せることはなかなかできません。目玉でもボールが半分程度見えている場合には、別の打ち方を選択することで寄せるチャンスが出てきます。

トッププロ2人による、目玉からの脱出テクニックを紹介します。

■ルーク・ドナルドによる、目玉からの脱出テクニック
ルーク・ドナルドは、ガニ股のアドレスで重心を低く安定させた上で、通常よりもハンドダウンに構えることで、クラブのトウ側を持ち上げるようにアドレスを取ります。
打ち方はリストコックを使い、クラブのヒール側から打ち込んでいくことで脱出させています。フィニッシュは打ち込んだ所で終了です。

■ジャスティン・ローズによる、目玉からの脱出テクニック
ジャスティン・ローズもルーク・ドナルドとほぼ同様の打ち方です。左足に80%体重をかけ、クラブフェースを開いて構え、リストコックを使い、クラブのヒール側から鋭角に打ち込んでいくことで目玉から脱出させています。ルーク・ドナルドと同様、フィニッシュは打ち込んだ所で終了です。

ルーク・ドナルドやジャスティン・ローズの打ち方であれば、目玉の状況からでもクラブフェースの開閉とボール位置を調整することで、ある程度距離をコントロールする余地が生まれますね。
参考になれば幸いです。

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